こんにちは。
35期、企画チームです。
35期企画リーダー、山上理加(右) 憧れの先輩と関東誠鏡会幹事会にて |
なかなか楽しいんですよ、これが。
なので、ちょっと裏話を紹介しちゃいますね。
同郷の仲間がそろうとやはり「なつかしの味」の話に花が咲きます。
そこで、出たテーマが「食で感じる、おかえりなさい」。
料理メニューの中に、故郷の味をとりいれられないだろうか。
でも、今年の会場は宴会場として日本最高レベルのホテルオークラ東京平安の間。
料理も平安の間の格に見合ったものを提供して下さると聞いています。
それだけに…
「さすがに、平安の間で『焼きうどん』出してくださいって言えんよね」
「でも、食べたいよね。オークラで焼うどん。面白いやん」
ってことで、4月16日、企画チームのメンバーと中塚実行委員長が、
ホテルオークラ東京の宴会担当者に相談にいきました。
打ち合わせをするにあたってリサーチしたのは、北九州市の商工会議所が主催している北九州市「食の認定ブランド」。
調べてびっくり! おなじみの味から、新ブランドまで、北九州の「美味しいもの」がずらりと並んである、なんと57品目(2013年6月時点)。
今年は北九州市が誕生して50年。せっかくだから、そのお祝いとふるさと応援の気持ちもこめて北九州市が推薦する食材素材を使ってもらいたい。
その気持ちをオークラさんにお伝えし、メニューの提案を待ちました。
そして、来ました!
ホテルオークラのシェフが私たちの要望に応えて考えて下さった
「ふるさと食材を使った、関東誠鏡会スペシャルメニュー」。
注)このメニューはまだ検討段階で決定ではありません。 |
キタ〜〜〜っ!
さっそく、サイボウズ(関東35期が利用しているサイト)にメニューをUP。
「焼きうどん、できるって!」
「じんだ煮って、ヌカ炊きよね。それでパスタ!?」
「小倉牛でローストビーフって、すごくない?」
「明太子料理もおいしそう」
企画チームはもちろん、メンバーみんなテンションUPです。
ふるさとの味、それもここでしか食べられない料理を、9月22日に参加者の皆さんに味わっていただける。
考えただけでワクワクします。
「ありがとう、オークラさん」
林シェフ、武田さんと35期の打ち合わせ風景 ホテルオークラ東京にて |
しかし、喜ぶのはまだ早かった。
ご提案いただいたメニューを全部実現するには、私たちが当初設定していた予算をかなり超えてしまうのです。
そりゃそうですよね。平常のルート以外の仕入れが必要になるし、オリジナルメニューを作っていただくには、試作も含めて、手間ひまがかかります。
特に「小倉牛」に関しては、生産量も少なく、取り扱い業者も限定されており、お値段もかなり高価。これはあきらめるしかないのか…。
それでも、ホテルオークラが誇る名物料理「ローストビーフ」を、北九州でも貴重な小倉牛で作ってもらうという「企画チームの野望」を、簡単にあきらめるわけにはいきません。
そこで、5月28日、再びオークラさんにお願いし、お忙しいシェフに時間をとっていただいて、直接相談させていただくことにしました。
今回我々の料理を考えて下さっているのは大分県日田出身の林シェフ。18才から門司の学校に入り、青春時代の2年間を北九州で過ごされたとか。
なんというご縁なのでしょう。
私たちに向き合うと、開口一番、
「皆さんが食べる焼きうどんは、ソースですか?しょうゆですか?」
そうなんです。林シェフは実体験からちゃんとご存知だったのです。
「北九州の焼きうどんは、やっぱソースですよね」と。
林シェフは九州男児らしく、率直で気さくな方。
「小倉牛でローストビーフはどうしても無理ですか?」
「北九州の地元メニューをもう少し増やせませんか?」
私たちの勝手なお願いにも、ちゃんと耳を傾けてくださいます。
当初30分程度の打ち合せというお約束だったのですが、北九州の料理や食材の話をしているうちに話が弾み1時間以上も打ち合わせが続きました。
そして色々コストの問題はあるのですが、もし関東誠鏡会独自でふるさとの食材(市販品限定・商品企画書が必要)を持ち込むことが出来れば、それでメニューを考えて下さるという話を頂きました!
とはいえ、「貴重な小倉牛を自ら安値で入手する」というのは、ハードルの高いミッションです。でも、なんとか実現したい!
そこで関東35期みんなで話し合いました。
すると、またまたグッドニュース!
同期の弟さんがお勤めの会社を通せば、小倉牛を特別価格で手に入れられるかもしれないらしいのです!!!
来た、来た!私たちは「小倉牛」に大きく近づけそうです!!
あきらめないで良かった!
セリは7月と8月の2回が勝負。
私たちの熱い想いを託したMさんが、関東誠鏡会のために福岡で小倉牛を競り落としてくれるはず。
そして、9月22日には、その小倉牛を使って林シェフが作ってくれたローストビーフがテーブルに並ぶはず。
考えただけでもワクワクします。
「たかが同窓会のビュッフェメニューでそこまでしなくても」
ハタから見たら、ちょっとこだわり過ぎているかもしれません。
仕事でもないのに、みんなで真剣に考えて、動いて、ホテルや家族までプロジェクトに巻き込んで、あげくに自分たちで牛肉まで仕入れてしまう。
こんな経験、滅多にできないですよね。
とことんやります!
「担当からのメッセージ」
中央の合唱リーダー(次回のみどころに登場)の両側が岩下夫妻 34・35・36・37期合同懇親会 |
今回料理を担当させていただくことになりました、岩下裕志・優子です。
夫婦で担当させていただきます。
皆様に喜んで頂ける食の企画をこれからも色々考えていきたいと思っています。
どうぞご期待ください。
《追記》
ふるさと応援の意味も込めて、引き続き北九州や遠賀の食材を自分たちで入手したいと思っています。
皆様からの情報提供(市販より安く提供、もしくはご協賛いただける会社など)やご寄付(小倉牛募金)をお待ちしております。
よろしくお願いいたします。
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